看護学科

患者の健康を支え、治療や回復をサポートする看護師を養成する学科です。本校の看護学科では、看護師として必要な専門知識と技術を体系的に学びます。医学や看護学の基礎から始まり、実習を通じて実践的なケア技術や患者とのコミュニケーション方法を習得します。

  • 3年課程(全日制)
  • 定員40名(男女)

看護学科ブログ

実習最終日

2015年10月16日で、3年生全員が臨地実習全課程(23単位・1035時間)を終了しました。1年次基礎実習からスタートし、2年次基礎実習~領域別実習を3年生の10月まで行います。


本校看護学科の教育目的は、「人間性豊かな人格形成と、看護師になるために必要な知識及び技術を専門的に教育し、社会的に貢献する有能な人材を育成することを目的とする。」であり、これに向かって実習、講義、教科外活動など学びを深めていきます。


その中で、約1年をかけて行う領域別実習(10クール)は、かなりの努力が必要で、実習の大きな山場です。その高い山を3年生全員が乗り越えてきたのです。


どうして、この様に数多くの学習が必要なのでしょう?それは、専門職業人である看護師は「人命」守る職業だからなのです。



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実習終了後、坂本教務部長より実習を無事終えたことに対する労いの言葉と、バラの花一輪を全員に手渡して頂きました。


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実習で受け持たせて頂いた患者様一人一人に対する感謝の心を、いつまでも忘れないでいて下さい。(ナイチンゲール象と共に)



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実習を通して学んだことを3年生に振り返ってもらいました。

≪実習前は、自分はやっていけるのかという不安で押しつぶされそうでした。しかし、実習を進める中で患者様を受け持たせて頂くことへのありがたさを実感し、患者様のためになることをしたいと思うようになりました。患者様と関わらせて頂くうちに、入院や疾病に対する隠れた思いを知ることができました。その中で指導者、先生から指導を頂き、自分に足りない多くのことに気付くことができました。全実習を通して自分を見つめなおし、学習や経験を積むことで、看護学生として大きく成長できたと思います。これからは共に歩んできたクラスの仲間と、国家試験合格を目指していきます。≫


≪初めての基礎実習では、不安や緊張がたくさんありました。看護過程の展開では知識不足から、とても悩み眠れない日もありました。しかし、実習を重ね患者様と出会い、疾患の理解、患者様に今何が必要なのか、指導者や先生から指導を頂きながら、個別性のある看護の大切さを学ぶことができました。患者様から感謝のお手紙や、「ありがとう」の言葉を頂き喜びを感じ、看護師という仕事を選んでよかったと感じました。受け持たせて頂いた患者様、指導者、先生に感謝し実習で学んだことを活かし、国家試験に合格できるよう頑張ります。≫

3年生よく頑張りましたね。次は2月14日の国家試験が乗り越えられるよう、全力で取り組んでいきましょう!!