進路・国家試験支援

卒業生インタビュー

理学療法学科

佐々木 洸一さん新武雄病院 職員
理学療法学科10期生 2022年度卒業
「アリガトウ」と言われる仕事。

理学療法は本当に奥が深くて、同じ病名でも地域や患者様の職業、来院した時期によって提案するリハビリは一人ひとり異なります。それらを深く学べるのは、この学校が新武雄病院と隣接していて、東京の関連グループの病院などで研修が受けられるからだと思います。私はOBの先輩に勧められて進学を決めたのですが、本当によかったです。
現在、新武雄病院で主に脊髄脊椎に疾患を持つ急性期の患者様を担当しています。いつも笑顔で接することを心がけていて、「あなたの笑顔を見ると、リハビリもがんばれる」と言われるとやりがいを感じます。また外国人の患者様にはなるべく翻訳機を使わず英語で対応し、ご家族からも「アリガトウ」と言われた時はうれしかったです。これからは、さらなる知識と経験、そして語学力を高めてグローバルに対応できる理学療法士をめざします。

田中 秀典さん理学療法学科 専任教員
理学療法学科1期生 2013年度卒業
教師になって、本当によかった。

もともと体育教師をめざして大学に進学しましたが、高校時代の恩師であり本学の校長である太田先生に勧められて理学療法士の道へ。新武雄病院で8年の勤務を経て、いまは教壇に立っています。学生時代は先生方が常に私たちに寄り添って、優しく丁寧に指導して下さいました。また、カンボジア研修旅行ではアンコールワットの美しい景色と小児病院で知った途上国の現状が強烈に印象に残っています。
いま教える立場になり、あの頃と同じように学生一人ひとりに目を向けて、分からないところはすぐにフォローすることを心がけています。国家試験に向けてみんなが一丸となり、自己採点で全員合格を確信して涙を流す姿を見ると、教師になって本当によかったと思います。本校は明るく活気あふれる学校ですので、ぜひ皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています。

看護学科

前田 葵さん新武雄病院 看護師
看護学科 2023年度卒業
心に残る、看護実習の現場。

看護師の祖母の姿を見て、中学生の頃には看護師になると決めていました。実習で印象に残っているのは、重症心身障がいをもつ男の子です。寝たきりで接し方が分からなかったのですが、顔色の変化や心拍の数値を毎日観察し、気持ちを汲み取れるようになった瞬間が忘れられません。また離島の産婦人科で出産に立ち会えた時は、地域によって異なる小児の環境や命の尊さを学び、貴重な経験ができました。
現在は消化器外科と整形外科の混合病棟で、主に患者さんの手術前後のケアをしています。手術後の患者さんは状態が変わりやすいので注意深く見守り、すぐに対応ができるよう心がけています。目標は、どんな病状の患者さんにも自信を持って看護できるようになることです。本校は実習が充実していて、卒業してからもずっと先輩・後輩、先生たちと繋がっているので心強いです!

佐藤 早苗さん看護学科 専任教員
看護学科2回生 2014年度卒業
看護師の資格は、一生モノです。

一度アパレル企業に就職したものの、誰かの支えになれる仕事に就きたいという思いが年々強くなり、本校への進学を決めました。卒業後は新武雄病院で5年以上の実務経験を積み、同時に看護学校の専任教員への道が拓けて現在に至ります。本校は、学生5人に教員が1人担当するチューター制度を導入し、一人ひとりの悩みや課題と真剣に向き合います。初めての戴帽式、そして全員で国家資格合格を迎える瞬間は、本当に胸が熱くなります。
看護師の資格は、医療・福祉分野はもちろん、教育分野や保健所などの行政機関ほか、幅広い分野で生かすことができます。また夜勤の有無も、結婚、出産などライフステージに合わせて選択できるので、私は一生モノの資格を手に入れたと思っています。理学療法学科を併設する本校で、複合的に医療を学んでみませんか?