看護学科

患者の健康を支え、治療や回復をサポートする看護師を養成する学科です。本校の看護学科では、看護師として必要な専門知識と技術を体系的に学びます。医学や看護学の基礎から始まり、実習を通じて実践的なケア技術や患者とのコミュニケーション方法を習得します。

  • 3年課程(全日制)
  • 定員40名(男女)

看護学科ブログ

地域高齢者の方々との交流会

平成27年10月6日 地域高齢者の方々と1年生(5回生)の交流会を開催しました。
今年で2回目になります。

交流会の目的
1)世代の違う人々との交流を通し、コミュニケーション能力の向上を図る。
2)地域高齢者とのコミュニケーションを通し、武雄地区の歴史や地域の特性などに関心を持つ。
3)地域で生活する高齢者について理解を深める。



看護師になるための、授業科目の中に『老年看護学』があり、老年期の看護を様々な角度から学んでいきます。今回は、地域で生活されている高齢者の方々と触れ合うことにより、人生の先輩のことを少しでも理解できればと思います。

交流会の計画から開催、進行まですべて1年生が行いました。


どんな交流会になったのか紹介します。

はじめの言葉を述べ、自己紹介のあとコミュニケーションをとりました。


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その後、体操でウォーミングアップをして風船バレーを行いました。皆さん笑顔で参加されています。


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色々なお話を聞かせてもらいながら、手浴を行いました。「気持ちいい」ととても喜んで頂きました。
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お茶とお菓子をいただきながらの茶話会です。教室からみる田園風景を眺めながら会話がはずみました。

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終始和やかな雰囲気でゆっくりと時間が流れていきました。


終了後、参加された方々の感想は「学生が孫のようで可愛かった。」「素直で優しかった。」「楽しい時間を過ごすことができた。」「参加してよかった。」「元気をもらった。」「礼儀正しい。」「手を気持ちよく洗ってもらえて嬉しかった。」など好評価をいただくことができました。


学生の感想は、「参加者の方々とのお話や交流を通して、どれだけ苦労されているのかが分かった。老いるということを教えて頂いた。怪我をされたことをきっかけに、色々なところが弱っていったと話され、その中でも、しっかりと生きておられ、毎日楽しく暮らしていることを聞き、私も笑顔になれた。高齢者の方と接していると、すごく和み、心があたたかくなる気がした。このような機会を通し世代の違う方を理解できればと感じた。まだ分からない部分がたくさんあるので、もっと理解し看護できるよう、学習に励みたいと感じた。」


このような、たくさんの学びの機会を与えてくださった、参加者の方々本当にありがとうございました。心から感謝いたします。