看護学科

患者の健康を支え、治療や回復をサポートする看護師を養成する学科です。本校の看護学科では、看護師として必要な専門知識と技術を体系的に学びます。医学や看護学の基礎から始まり、実習を通じて実践的なケア技術や患者とのコミュニケーション方法を習得します。

  • 3年課程(全日制)
  • 定員40名(男女)

看護学科ブログ

入学して4ケ月。。。。。1年生の今

 1年生40名は、2015年4月3日の入学式から4か月が経過しました。

現在1年生は新武雄病院での基礎看護学実習Ⅰ-1を目前に控え、学生代表が実習の御挨拶に行った時の
様子です。入学してわずか4か月で、最新の救急医療システムを備えた新武雄病院が隣接していることで、臨
床現場を早い時期に見学、体験できることは、学ぶ側の大きなメリットです。


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 この実習では「患者の療養環境や看護の実践を見学することにより患者の生活についての理解を深め、看護に対する関心を高める」ことを目的にしています。

 「環境」とは入院環境をさし、空気の清浄、明るさ、静けさ、室内気候(気温、湿度、気流等)や音楽、香り、絵画、寝具、プライバシー等がどのように提供され、どうすれば患者様が、自宅に近い、あるいはそれ以上のよい環境のなかで、生活が送れるのかを考えていきます。

一言で「環境」と言いますが深い意味を持つことがわかりますね。





 
 また、「日常生活援助技術Ⅰ」の授業で生きていくうえで必要な「食事」の講義を受けたあと演習を行いました。


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 皆さんにとっての食事の意義はなんですか? 
楽しみや満足感を得る、お友達とのコミュ二ケーション、人間関係を深めるなどいろいろな意味がありますね。

看護師は、病をかかえ入院を余儀なくされている患者様にも、食事は健康な時のように楽しんで、安全に食べていただきたいと考えます。


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 そのために看護師は、食べる時の体位や、むせずに飲み込みやすい姿勢の工夫、配膳の仕方、食器の選定、食事の一口大の大きさ、スピード、視覚障害のある患者様への介助の方法等々、多くの知識を修得しておく必要があります。学生たちは患者役、看護師役になり、どうすれば安全な食事介助が行えるのか研究し、体験を通して学んでいくのです。


 このように、入学して4か月の1年生ですが、多くのことをより深く探求し看護師としての知識・技術・態度を身につけていることを紹介しました。