2月10日(水)看護学科1年生(5回生)は「真空管採血」の演習を行いました。演習の目標は「真空管採血の目的、注意点を理解し
基本的な技術が習得できる」です。
学生5名に対して1名の教員が指導を行い、実技を学びました。 まず、検査指示伝票の確認を行いました。
患者さんの名前を確認して説明を行います。
患者役の学生は「装着型静脈トレーナー」を装着して
採血を受ける患者の気持ちを体験します。採血する血管を選択します。
採血部より7~10cm上部に駆血帯を締めます。70%アルコールで消毒後採血針で皮膚を穿刺します。
穿刺角度は10~20度です。
激痛や末梢のしびれ感がないか確認します。針先がずれないようホルダーを固定し
採血管をホルダーに差し込み模擬血液(食紅を水で薄めています)
の流血が止まったらホルダーから外します。駆血帯を外し穿刺部位をアルコール綿で押さえながら
抜針し圧迫します。
止血の確認と患者さんの状態を観察し
ねぎらいの言葉をかけます。
緊張しながら臨んだ演習でしたが、5名のグループで一つひとつの手技を確認しながら
担当教員の指導を受け、全員が真空管採血の基本的技術が習得できました。