看護学科

患者の健康を支え、治療や回復をサポートする看護師を養成する学科です。本校の看護学科では、看護師として必要な専門知識と技術を体系的に学びます。医学や看護学の基礎から始まり、実習を通じて実践的なケア技術や患者とのコミュニケーション方法を習得します。

  • 3年課程(全日制)
  • 定員40名(男女)

看護学科ブログ

真空管採血の演習を行いました

2月10日(水)看護学科1年生(5回生)は「真空管採血」の演習を行いました。

IMG_2277演習の目標は「真空管採血の目的、注意点を理解し

基本的な技術が習得できる」です。





学生5名に対して1名の教員が指導を行い、実技を学びました。

IMG_2282  まず、検査指示伝票の確認を行いました。






                患者さんの名前を確認して説明を行います。IMG_2285

患者役の学生は「装着型静脈トレーナー」を装着して

採血を受ける患者の気持ちを体験します。




IMG_2286採血する血管を選択します。

採血部より7~10cm上部に駆血帯を締めます。





IMG_229270%アルコールで消毒後採血針で皮膚を穿刺します。

穿刺角度は10~20度です。

激痛や末梢のしびれ感がないか確認します。



IMG_2293針先がずれないようホルダーを固定し

採血管をホルダーに差し込み模擬血液(食紅を水で薄めています)

の流血が止まったらホルダーから外します。



IMG_2294駆血帯を外し穿刺部位をアルコール綿で押さえながら

抜針し圧迫します。

止血の確認と患者さんの状態を観察し

ねぎらいの言葉をかけます。

緊張しながら臨んだ演習でしたが、5名のグループで一つひとつの手技を確認しながら

担当教員の指導を受け、全員が真空管採血の基本的技術が習得できました。